大学訪問記③
先生に御挨拶編
~電子デバイス工学;小林先生、
メディアシステム工学;松山先生~
現役大学生と科会メンバとの接点にあたる就職担当の先生にもご挨拶をと、小林宏一郎教授にお時間を頂きました。
<新棟を訪問(工学部の駐車場があった場所)>
小林先生とは初対面で、緊張の中お会いしましたが、実は我々とほぼ同世代と言うことが分かり、少しリラックスしてお話をすることができました。
最近の状況としては、電気系卒業生への採用募集は多い状態だが、大学入学での電気系の希望が少なめで苦慮しているとのことでした。これは、岩大に限らず全国的な傾向とのことで、電機業界が苦戦しているイメージが影響しているのでしょう。何とか払拭するような明るい話題を出したいものです。
<左から2番目が小林教授>
東京支部に期待することとしては、学生に企業での経験を話す機会を作って欲しいとのことでした。これは、企業幹部などのベテラン社員から生の声を学生に伝えることで、社会の厳しさや学問との繋がりを知ることができ、研究や授業に取り組む姿勢に刺激を与えられる期待ができるとのことです。また、その企業イメージが明確化され、就職先として候補に上がってくることも期待できるとのことです。学生は企業の人から直接話を聞く機会が限られていて、イメージで判断していることもあるようです(科会の皆さん、いかがでしょうか?)。
ところで、私達は東京支部の活動活性化のために訪問したのですが、小林先生もご自身の出身大学の岩手エリアの世話役をしているとのことで、同じような課題をお持ちで、思いの外、話に花が咲きました。今後も活動アイデアについても、話をして行ければと思いました。
<情報棟>
続いて、2015年10月の東京支部大会に一祐会の御来賓として出席いただいた助教の松山克胤(かつつぐ)先生を訪問しました(先の支部大会では理工学部への学部改組についてもご説明頂きました)。
松山先生は、メディアシステム工学で、コンピュータグラフィックスの表現形式や生成方法についての研究や,3次元データの形状処理技術などの研究をされています。
<コンピュータを使って実演>
実際にコンピュータを使って、いくつかの処理技術を、我々素人にも大変分かりやすく紹介いただきました。地元での(人的)ネットワークから新たな情報利用の試みなどについても紹介していただきました。
<松山先生にわかりやすく説明頂きました>
また、メディアラボという3Dデータなどを撮影できるスタジオのような部屋があり、そこで行われていた学生によるプレゼン大会を見学させて頂きました。卒論・修論とは別のテーマで半期ごとに自主研究発表会を行っているとのことです。最近は中国からの留学生も何人もいるようで、我々の時代とは変わってきていると感じました。松山先生、大変お忙しい中、お時間を取って頂きありがとうございました。
<メディア・ラボ>
つつぐ